月蝕夜の気泡

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あらすじ/作品情報

生まれつき手首に星型の痣を持っている花良(から)。彼女には頻繁に見る悲しい悪夢がある。きつく手を結び、ふたつの手首の“しるし”から血を流して沈んで行く男女。この手の温かさを、もう一度感じる事が出来るなら…。目覚めると深い絶望感。手首の痣が痛い。そんなある日、花良は街で一人の男と出会い、その刹那――「隆!」口から付いて出た名前。「葉子!」男が花良を呼ぶ。二人は強く抱き合い、同時に花良は気を失った。この出会いが意味するものとは…?!

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