平民浄化師は悪辣皇子の腕の中

作家名: てんつぶしお
出版社: パルプライド
265ポイント
平民浄化師は悪辣皇子の腕の中
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あらすじ/作品情報

トマツェル国の浄化師であるヒイサは、第一王子の多すぎる魔力を一人で浄化していた。魔力の反作用で生まれる毒素は身体の毒となる。そのため、第一王子はその魔力で国に貢献することができず見放され始めていた。ヒイサはそんな王子を助けたいと思うが、同僚の貴族出身の浄化師はヒイサ一人にその仕事を押し付け、ヒイサは休みなく働くことに。いつものように食堂で貴族の愚痴を言いながらお酒を飲んでいると、身なりの良い全身黒ずくめの不思議な男と出会う。シューと呼ばれる男を見ると魔力が溜まっているのに気づいたヒイサだったがシューはある液体を飲みヒイサは浄化されるのを目の当たりにする。最初は不気味で怖い人だと思っていたヒイサだったが、シューとお酒を飲みながら初恋の人の話をしていると、だんだんと打ち解けて……どこか不思議と心惹かれるヒイサだったがシューの正体を知るとき待ち受けていたものとは――

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