黄金の刻

作家名: あべまりな
出版社: コンパス
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黄金の刻
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あらすじ/作品情報

無から金を生み出す錬金術師は国に一人いるかいないかの貴重な存在。手品を使い錬金術師を騙る詐欺師のアルゴは、本物の錬金術師・ニトロに会ってしまう。アルゴの手品を純粋に錬金術だと信じ仲間だと喜ぶニトロは、城で金を作り続けることに嫌気がさし抜け出してきたのだという。ニトロと一緒に過ごすことで亡くした妹と過ごした時間を思い出して…。金がなくて失った妹。「今、お金があるけど幸せ?」ニトロの問いに揺さぶられるアルゴ。この出会いが生み出すものは――?

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