冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法
あらすじ/作品情報
★★★発売2カ月あまりで3万部突破のベストセラー!!★★★★★★中原淳さん、三宅香帆さん、篠田真貴子さん…一流の実務家・教育関係者も大絶賛!!★★★「ここ数年で読んだ中で、一番すばらしかった!」「めっちゃ読みやすい。しかも、読後の納得感がハンパない!」「社会人になってずーっと感じていたモヤモヤの正体がやっとわかった!!」……SNSなどで感謝の声、続々!! ★★★◎「組織のなかの自分」への違和感がスッキリ晴れる本!◎「人が逃げ出す組織」と「人から選ばれ続ける組織」の違いとは──?◎20年以上の探究を結晶化させた「新時代の組織づくり論」の超・決定版!!「“会社にいる自分”にモヤモヤがある……」いま、そんな人が増えています。その背景には「働くこと」に対する価値観の変化があります。自分を押し殺して組織に従う「軍事的世界観」を引きずる会社から、働く人たちはそっと、しかし確実に離れつつあります。では、これからの時代に求められる組織とはどんなものか?そのカギとなるのが「冒険的世界観」です。本書は、人を「道具」として扱う従来型のマネジメントを手放し、「人と組織のズレ」を、しなやかに解きほぐす「具体的メソッド」を、[目標・チーム・会議・成長・組織]の5つのテーマから解説!経営リーダー・ミドルマネジャー・人事担当者はもちろん、現場でモヤモヤを抱えるすべての人の「羅針盤」となる一冊です。◎目次序論 “冒険する組織”とは何か? 「軍事的な世界観」からの脱却・組織の水面下で膨らむ「巨大なモヤモヤ」・ビジネスは「戦争」であり、会社は「軍隊」だった・リーダーを“演じる”のは、もうやめにしよう・軍隊はいずれ必ず“官僚化”する・個々の自己実現をあきらめない「麦わらの一味」第1章 会社の「世界観」を変える5つの冒険的レンズ・なぜ「目標が明確すぎる組織」は危ういのか?・「戦士だけのパーティ」でのゲーム攻略はしんどい・“ドライな組織”ほど「致命的な問題」を見落とすワケ・「使えるやつ」ではなく、「しっくりくる自分」になる・御社はなぜ「やるべきこと」を実行できないのか?第2章 自己実現をあきらめない「冒険の羅針盤」・組織はベルトコンベアではない。人間はロボットではない・「バラバラな思惑」のまま、「同じ船」に乗っていてもいい・「らしさ」が見えない組織は、いきなり崩壊する・なぜ大企業ほど「ナゾの仕事」が増えるのか?・御社のなかで「いちばんズレているところ」は?第3章 冒険する組織をつくる「5つの基本原則」・目標は新法則「ALIVE」で設定する・マネジメントチームは組織の靭帯・ハレとケの場づくりに工夫を凝らす・「学習しない組織」はどう生まれるか?・「危機感」で社員を動かすのは、もうやめにしよう第4章 冒険する「目標設定」のカギ・現場の目標にこそ「追いかけたくなる意味」を込める・冒険する組織にも「数値目標」は欠かせない・理念は「腹落ち」させるものではない・MVVを「更新」するときのコツ・「最後までやり抜くことが正義」という思い込み第5章 冒険する「チームづくり」のカギ・「深い自己紹介」で心理的安全性を正しく高める・「自分をさらけ出すのがうまい人」はどんな話し方をしているか?・「機能しないチーム」に欠けているもの・「何年も一緒に働いているのに、つながりが弱い職場」の共通点・“チーム内の問題”が驚くほど見つかる技法──KMQTリフレクション第6章 冒険する「対話の場づくり」のカギ・「ファシリテーターとしての芸風」を全メンバーで磨く・「声の大きい人」に振り回されないためには?・「2つの流れ」を見直せば、会議のムダはすぐ減らせる・ハレの場としての「全社総会」に命をかける・熱心な乗組員ほど、「船に乗っている理由」を見失う第7章 冒険する「学習文化づくり」のカギ・リーダー自身が学んでいるか? 「学ぶ姿」を共有しているか?・あえて“耳の痛いこと”を伝えなくていい──冒険的フィードバック論・人を「道具」扱いする会社ほど、「仕事の定型化」にこだわる・仕事の「属人性」を歓迎しよう・できる人の暗黙知を“ブラックボックス化”させない極意第8章 冒険する「組織変革」のカギ・組織内の「もったいない!」を探し、前向きに「リフレーミング」する・「社内勉強会」こそ最強の変革トリガー・ミドルは変革の中枢。マネジャーこそ「自分」を尊重しよう・「マネジャーがしんどい…」の正体──優秀な人が「自分主語」を捨てる瞬間・「辞めます」と言われたとき、「冒険する上司」が真っ先にやること